- 2012 年 2 月 11 日 4:01 PM
- 性のブックガイド
パートナーがいる状況で快感を得るためには?
■弱い刺激のオナニーでも射精できるようになった遅漏男性が次に突き当たる壁は、現実のパートナーとの絡みです。一人での訓練は気楽に行えますし、単に弱い物理刺激で射精できるようになるまでは、それほど難しくありません。
■しかし、実際のセックスにはリアルな別の人間の存在がいます。パートナーがいる状況の中でこそ気持ち良いという状態になるための訓練が必要です。以下、そのためのヒントを書きます。
女性の快感世界を観ること
■相手がいる状況で(相手がいるからこそ)気持ち良いという状態を作るためには、相手の女性が何をされると気持ち良いのか、自分がどう働きかけると相手の女性の快感が増すのかを知ることが有効です。
■セックスは互いの快感世界の交流であり、相手が気持ち良くなればなるほど自分も気持ち良くなるからです。快感世界を共有する心地良さが分かってくると、自分の快感のためには相手の快感が不可欠であることが脳と体で理解できるようになり、その結果、相手がいる状況でも(相手がいる状況だからこそ)自然に射精しやすくなります。
■では、女性の快感世界を知るためには、何が手がかりになるでしょうか。一つは、女性によって書かれたセックス本を読むことです。特にAV女優によって書かれた本は、豊富な実体験に基づくリアルな表現で描かれており、女性の感じている世界を文章で追体験するのに最適です。
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焦らしセックス (ベスト新書) 希志 あいの ベストセラーズ |
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ポリネシアン・セックス (ベスト新書) 吉沢 明歩 ベストセラーズ |
■AV女優になる方々は性に執着のある方々なので、一般の女性より極端な部分があります。しかし、それを割り引いたとしても、極端であるがゆえに男性と確かに異なる部分は一般の女性とも共通する部分です。
■男女の快感世界の一番の違いは、時間感覚です。上記の本も含め、女性のセックス本には「焦らし」や「スロー」というキーワードがよく出てきます。男性に比べて女性は性器への物理刺激に対する感度が鈍く、より精神的な刺激を重視します。そうした精神の感度を高めるには、まず時間を与えてあげる必要があるのです。女性の快感には時間が大切、ということをまず理解しましょう。
相手の世界を観ながら感じる
■そして実際のセックスでは、ゆっくり時間をかけて相手の快感世界を観察してみて下さい。「こう触ると、どんな感じがするのかな」「こう動かすと、どんな風に感じるのかな」ということを想像しながら行うのです。
■もちろん最初は何となくでも十分です。相手が世界をどう感じているかを、他人であるこちらが完全に理解することは究極不可能です。ただ近づけることはできますし、近づこうと意識する態度が重要です。
■相手の快感世界を想像することに慣れてきたら、その快感を自分のものとして引き受けるように意識を向けましょう。相手の快感が、さも自分の快感であるように受け取るのです。やり続けると、今得ている快感が相手のものなのか自分のものなのか、区別がつかなくなってきます。パートナーと一体化する感覚が得られるようになります。
■僕は整体の訓練を受けたことがあるのですが、そこで言われたのは、「自分の一瞬一瞬の働きかけを相手が今リアルにどう感じているか、しっかり感じ取りながら行いなさい」ということでした。相手の受けている感覚を想像しながら行え、ということです。これは整体やマッサージなどの手技療法の極意なのですが、セックスの極意でもあります。
■以前、性転換法という方法を考えたことがあるのですが、これも同じ発想に基づきます。オナニストには感覚がつかみ辛いせいか、実践してくれる人の少ない方法なのですが、自分一人で弱い刺激で射精することはできても、パートナーがいると途端に難しくなる方には有効な方法の一つだと思います。ぜひお試し下さい。
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