性イメージ(性感)修正トレーニング

トレーニングの目的・対象とする人

下記のトレーニングは、筆者が膣内射精障害克服前後、リアルセックスの感度をさらに高めるために考案した方法です。ペニスへの物理的刺激やセックスメディアなどのフェティッシュな刺激に頼らずに、性的な妄想力、感受性を高める訓練となっています。軽度遅漏の改善や、軽度のフェティッシュ傾向の克服には有効だと思います。

一人で行うパターン(シャドウセックス)と、カップルで行うパターン(性転換法)の2種類があります。

シャドウセックス法(一人で行う場合)

物理刺激に頼らずに想像だけで行うセックスをします。

[追記:2010/10/29]このシャドウセックス法は、以前はイメージオナニー法と名付けていました。しかし、オナニーと呼んでしまうと、うっかり射精を目的としがちになってしまうこと、またシャドウボクシングのように相手のイメージが必要なことから、シャドウセックスの方が名前としてより適切と考え、改名しました。

方法

(1)ズボンや下着を脱ぎ、半裸の状態になる。

(2)心身をリラックスさせる。

(3)うつぶせ、膝立ちになる。

(4)手や物を一切使わず、イメージだけで勃起させる。

(5)ペニスを膣に挿入しているリアルなイメージを保持しながら、腰をゆっくり動かす。

(6)イメージだけでの射精を目指す。

(7)今までのオナニーより弱い圧で射精まで至る。

(1)ズボンや下着を脱ぎ、半裸の状態になる。

    準備段階です。下半身の衣服を着ない状態で行います。かなり恥ずかしい格好なので、自室や風呂場など、家族や他人に見られないような場所で行うと良いでしょう。

(2)心身をリラックスさせる。

    続いて、徹底的にリラックスします。ゆっくりと深呼吸しながら、頭頂部から足のつま先まで脱力します。リラックスできる音楽を聴きながら、ベッドや布団の上などに寝転がって行うと力が抜けやすいです。(参考:セックス呼吸法のススメ

(3)うつぶせ、膝立ちになる。

    十分脱力した状態で、うつぶせになり、腰を浮かせて膝立ちになります。正常位をイメージします。

(4)手や物を一切使わず、イメージだけで勃起させる。

    (3)の状態のまま、「今目前に好きな女性が全裸でいて、あなたのペニスを欲しがっている様子」、あるいは「好きな女性と裸で絡み合っている感覚」を想像します。想像力を働かせて次々とリアルな妄想をしていって下さい。
    この時、手を使ったり、床にペニスをこすり付けたりしてはいけません。ペニスには一切何も触れさせず、あくまで己の内側から出てくる妄想だけで勃起させるまでいきます。

(5)ペニスを膣に挿入しているリアルなイメージを保持しながら、腰をゆっくり動かす。

    「目の前にいる想像上の女性の膣にペニスを入れている」という体感覚をイメージします。「ペニスが膣に優しく包まれ、そこから柔らかな心地良い刺激を受けている」感覚を想像してみましょう。
    膣感覚がイメージできたら、ゆっくりと腰を動かし、「腰を動かすたびにさらに大きな快感を得ている」と念じてみます。
    そのペニスの快感を味わいながら、今度は「目の前の女性が自分のセックスに反応している様子」を重ねてイメージしてみます。その際、視覚に限らず、触覚や聴覚、嗅覚など自分の想像しやすい知覚イメージを使います。例えば、女性が快感に悶えている姿、官能的な喘ぎ声、ペニスと膣が触れ合う卑猥な音、淫らな匂いなどです。

(6)イメージだけでの射精を目指す。

    性感が高まってきたら、イメージでの射精に挑戦です。補助的にペニスに軽く手を添えてみましょう。
    続いて「今まさにパートナーと一緒に絶頂に上ぼり詰めようとしている」オーガズム感をイメージし、それをたっぷりと味わって、最後に射精ピーク時の快感をイメージして終わります。この時、膣内の体感イメージはしっかり保持しながら行って下さい。
    また、ペニスへの圧力はあくまで優しく触れる程度にし、強くこすって発射させることは絶対に避けます。単に触れるだけではやりにくい場合、ペニスを手の平全体で柔らかく温かく包み込む感じでも良いです。
    弱い刺激での射精が無理そうであれば、この(6)の段階で実際に射精まで至る必要はありません。イメージの力と弱い刺激だけでも射精したくなる、射精しそうになれることを体感できればまずは成功です。内的なイメージだけでも強い快感を呼び起こせることを自覚し、それを味わいましょう。

(7)今までのオナニーより弱い圧で射精まで至る。

    (6)の後、今度は実際に射精まで至ります。今までのオナニーのやり方に少し近づけた形で構わないので、(6)のイメージによる快感の余韻に浸りながら、今までのオナニーよりも弱い圧でペニスを刺激し、フィニッシュまでいって下さい。手だけでイクよりも膣感覚に近づけた方が良いので、できればオナホールを使いましょう。

補足

現在の筆者は、1週間ほどオナ禁&セックス禁した後であれば、このシャドウセックス(イメージオナニー)において、最後にペニスに一瞬軽く触れただけで射精に至ることができます。こうしたイメージ訓練を徹底的にやれば、一切ペニスに触らずに射精に至ることもできるようになるでしょう。

イメージすることが苦手な方、うまくイメージができない方は、最初はアダルトビデオやアダルト本などを利用してもかまいません。ただし、慣れてきたらそうしたセックスメディアを使わずに訓練してみましょう。外部情報に頼らず、自分の脳内でリアルな性的イメージを作り出すのです。外側からの刺激を利用せず、既に自分の内にある快感の記憶を引き出せるようになると、実際のセックスの感度を高めることができます。

膣感覚を想像するのが難しい場合、コンドーム=マス法やソフトタイプのオナホールを試してみることをおすすめします。本物の膣と完全に同じではありませんが、”包まれる感覚”は似ています。その感覚をしっかり記憶した上で、シャドウセックスを行うと良いでしょう。ただし、オナホールは使い過ぎると、今度はその独特な感覚に執着し出して、逆効果になることがあります。物理刺激の執着から離れやすくするために、リアルに膣内をイメージできるようになってきたら使わないようにした方が良いです。

性転換法(カップルで行う場合)

セックス中、男性は自分の視点をパートナー女性のものと同一化します。つまり、己の肉体で彼女を愛撫する一方、イメージの中では愛撫されている女性になりきり、自分の愛撫によって受けている相手の快感世界を想像するのです。これにより、二重の快感を得ることができます。

方法

(1)パートナーと十分なコミュニケーションをとり、心身をリラックスさせる。

(2)パートナーが現に感じている、あなたの手や体に触れられている感覚を想像しながら、ゆっくり愛撫する。

(3)パートナーが現に感じている、あなたのペニスの感覚を想像しながら、ゆっくり挿入してみる。

(4)パートナーが現に感じている、あなたのペニスの感覚を想像しながら、腰を動かす。

(1)パートナーと十分なコミュニケーションをとり、心身をリラックスさせる。

    まずは心身ともにリラックスします。下手に精神的な構えを作らないように、後述の乙女チックな声を出してもびっくりしないように、事前にパートナーへこの性転換法を行うと宣言すると良いでしょう。女性側の方からも男性の快感を想像しながら行うと、さらに効果が高まります。

(2)パートナーが現に感じている、あなたの手や体に触れられている感覚を想像しながら、ゆっくり愛撫する。

    相手の受けている五感の感覚を想像しながら相手に触れます。パートナーとコミュニケーションを取りながら行いましょう。パートナーにどのタッチが気持ち良いか、どこに触れるのが気持ち良いか聞きながら行い、ヒアリング結果を自分のイメージにフィードバックさせます。
    パートナーが感じている(とこちらで想像できる)感覚を声に出してみるのも良い方法です。「ああん♪」「きもちいい」など、乙女チックな喘ぎ声を試しに出してみましょう。快感イメージが強化されます。

(3)パートナーが現に感じている、あなたのペニス感覚を想像しながら、ゆっくり挿入してみる。

    挿入前後は気持ちが盛り上がるタイミングですので、大事にいきます。パートナーが感じているであろうドキドキ感、羞恥心、愛される快感、ペニスの逞しい感触などを想像しながら、ゆっくり挿入してみましょう。

(4)パートナーが現に感じている、あなたのペニス感覚を想像しながら、腰を動かす。

    パートナーの膣感覚を感じると同時に、パートナーが現に感じている、あなたのペニスから受ける振動感・触感・温感や、あなたの体に包まれている密着感などを想像しながら、自分の好きなタイミングで腰を動かしてみましょう。二重の快感世界をたっぷりと味わいます。

補足

この方法を日々実践すると、セックスが自然と上手くなります。女性の受けている感覚を想像しながら行うので、愛撫が自然と柔らかくなっていくのです。女性受けが良くなり、男性側の快感も強化されるので、一石二鳥な方法です。

この性転換法は、筆者がたまたま思い付いて試しにやってみたところ、性感が劇的に高まった方法です。ところが、後日アメリカの性心理学者の書いた『30日でマスターするインナー・セックス―性生活充足プログラム (JUST BOOKS)』という本を読んだところ、これとほぼ同じ方法が載っており驚きました。セックスを真剣に探求すると、世界中誰もが似たような結論にいきつくのかもしれません。

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